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2018年2月27日火曜日

人間は眠らないとどうなるの?

脳は起きている限り常に活動しており、真に脳を休める方法は睡眠しかありません。つまりその睡眠を怠れば次第に脳が疲労し、呼吸や体温調節等生命維持に必要な機能が損なわれていくため、起き続ける時間が長くなるほど死に至るリスクが高まります。ただし通常は途中で意識がなくなり、おそらく自分の意志で「眠気に耐える」事ができなくなっていくため、死の危機が訪れる前に眠りにつくと思われます。

尚、数日間起きた後の睡眠時間は通常より少し長くなる程度だそうです。実際に実験をした人も数多くおり、どうやら数日間(最長11日?とする記録がある)起き続ける事はできるようです。記録では途中「考える」事が難しくなり、意識が朦朧として、自分が誰でここはどこで今どういう状況なのかが分からなくなり、幻視や幻聴等も起こる他、気温の変化がないのに急に熱さや寒さを感じたり、体を動かしていないのに呼吸や心臓の鼓動が早くなったりするそうです。おそらく食事もできなくなる(消化吸収はもちろん滞り、食べ物を食べ物と認識できなくなる)でしょう。死に直結する事なので決して真似をしないように・・・。
2018年2月24日土曜日

喉の奥にある「のどちんこ」何のためにあるの?

いわゆる「のどちんこ」は「口蓋垂」と呼ばれています。口蓋垂は胎児の時に口の中が形成される過程で左右が繋がり、その余った部分が口蓋垂になると言われています。よって人によって形が異なる場合があり、実は複数持っている人も稀にいます。役割としては飲み物等を飲む込む際、鼻への逆流を防ぐ役割があるとされていますが、実際に逆流を防いでいるのは口蓋垂の手前~奥まで続いている軟口蓋(呼吸をする気管への流入を防ぐ)であり、口蓋垂はなくても問題はないそうです。
2018年2月21日水曜日

頭にある「つむじ」何のためにあるの?

「つむじ」は胎児の頃に皮膚が形成されていく際の名残という説がありますが、具体的に何の役割を果たしているのかについてはよく分かっていません。つむじは個人差が大きく、人によって複数ある場合もあれば、全くない場合もあります。また意外に思うかもしれませんが、つむじは髪の毛だけでなく脇毛、胸毛、背中の毛などの体毛にもある場合があります。その他、つむじは人間だけでなく馬などの動物にもあります。
2018年2月18日日曜日

足の裏側にある「土踏まず」何のためにあるの?

実は足の裏側にある土踏まずは生まれつきある訳ではなく、成長過程で歩行を行う事で少しずつ形成されていきます。特に人間が歩行する際には足の踵から着地し爪先から離れ、この際には重心が足の踵→外側→拇指球周辺→爪先と順番に通っていきます。つまり土踏まずがない(いわゆる扁平足)とその順序が崩れて重心の移動が適切に行われず、体のバランスを取るのが難しくなります。

土踏まずは7~8歳頃には形成されると言われています。それ以降の年齢になっても土踏まずが正常に形成されない原因は様々ですが、例えば足に合わない靴を履き続けたり、単純に歩いたり走ったりする習慣がなかったりする事で起こります。また体重の増加から足の裏側にあるアーチ(衝撃を分散する橋のような構造の事)が潰れ、土踏まずがなくなってしまう事もあります。その結果、足が疲れやすくなったり、怪我に繋がるリスクが高まります。つまり運動に適した体の状態ではなくなるため、肥満にも繋がる可能性もあります。

ちなみにスポーツ選手等では足の裏側にある筋肉が発達する事で、土踏まずがなくなったように見える事もあります。しかし足の裏側にある筋肉を鍛えるとその筋肉が衝撃を吸収する役割を果たしますし、そもそもスポーツ選手は効率良く体を動かす事ができ、素早い重心移動にも優れていますから、そんな心配はいらないでしょう。一方、足の裏側にある筋肉は意識して鍛える事が難しく、怪我をしたりして日常的に足の裏を使わない日が続くとすぐに衰えてしまいます。鍛えるには継続が必要です。
2018年2月13日火曜日

どうして年を取ると腰が曲がるの?

骨は硬さと共に弾力性も持ち合わせていますが、それは年齢と共に劣化していきます。つまり外からの圧力によって変形しやすくなります。また横から見た時の真っ直ぐな姿勢は、背中やお腹の筋肉を使って維持されています。年を取るとそれらの筋肉がどうしても衰えてしまい、姿勢を真っ直ぐ維持できなくなります。これにより背骨にある一つ一つの骨の前側(横から見た時)が自分の体重によって押し潰される形になり、それが続く事で骨が変形し、背中が曲がっていくのです。これを防ぐには若い頃からお腹や背中の筋肉を鍛え続け、また年をとっても背中が丸くならないよう日常的に意識し続けるしかありません。