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2018年1月31日水曜日

磁力・・・そもそも効果ある?

磁力とは、磁石や電流の流れる物質が発生させる磁場によって、特定の物質同士が引き合ったり、反発し合ったりする力の事です。一般的に鉄は磁石に引っぱられてくっつきます。またその磁石に触れた鉄自身も磁力を帯び、他の鉄とくっつく事で知られています。

磁石ではこの磁力が人体にも何らかの作用をもたらすとされており、特に血行が促進され、肩コリなどに効くとよく言われます。しかし磁石はそのように鉄などの金属に反応するものですが、血中にある鉄などの「金属イオン」には殆ど反応しません。もし反応するのであれば、例えば病院にあるMRIのように、強力な磁力のある場所では一瞬で酸欠になってしまうはずです。よって磁石によって人体に何らかの作用があるとすれば、磁力以外の何らかの作用によって、血管や血液に対して影響を与えているという事になります。私はその影響の多くは「プラシーボ効果によるもの」だと考えています。

プラシーボ効果とは、何かに対して強く安心・信用する事で、実際よりも強い効果が現れたり、あるいは実際にはない効果が現れたりする事を言います。これによって磁石に何の効果がなくても、それを強く信じる事で、ポジティブな結果が出ている、あるいは他の事による効果をその磁石によるポジティブな結果だと受け止めてしまう訳です。ただ、これ自体は決して悪い事ではありません。何故なら必須栄養素のように人体ので役割が分かっている安全なものであれば、その役割を強く信じる事で、サプリメントなどの効果をより高める事ができるからです。信じるべき対象を間違えるべきではありません。