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2018年4月23日月曜日

チョコレートは本当に健康に良いのか?

チョコレートに含まれる主な栄養成分としては、例えば糖、脂肪、ビタミンB1、ビタミンB2、パントテン酸、リン、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛などが挙げられます。それらの栄養成分は原料として使われているカカオ豆や牛乳などが元となっており、特にカカオ豆の栄養価が非常に高い事から、加工されたチョコレートの栄養価も高くなっています。

チョコレートに含まれる栄養成分の中で最も秀でているのは、体の中でエネルギーとなる「糖」と「脂肪」です。そのためカロリーが非常に高くなっており、過剰摂取は良くありませんが、万が一のための非常食としては高い価値があります。一方、前述のようにミネラルが豊富な食べ物という事は意外と知られておらず、チョコレートは不足しがちなミネラルも補給する事ができます。また原料のカカオ豆にはポリフェノール類も豊富に含まれており、チョコレートでよく言われる健康効果の多くはおそらくそれよるものだと思われます。ポリフェノール類には強い抗酸化作用があるとされており、活性酸素の増殖を抑え、細胞の酸化及び老化を防ぐ効果があると言われています。

ただしチョコレートに含まれる糖の量はあまりに多く、一度に大量に食べると急激に血糖値を上昇させます。糖は一時的に筋肉や肝臓に蓄える事ができますが、既に十分蓄えている状態では行き場を失い、血液中に糖が溢れ返ってしまいます。そうして行き場を失った糖は時間が経過すると脂肪として蓄えられ、消費する事が難しくなります。例えば糖は短時間で爆発的に消費されますが、脂肪は毎日少しずつしか消費できません。よってチョコレートを大量に食べ、蓄積する量よりも消費する量が下回った場合、肥満はもちろん糖尿病など様々な病気に繋がる可能性があります。しかもチョコレートには脂肪も豊富に含まれているので、過剰摂取した際のそうした健康リスクは高いと思われます。