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2017年5月31日水曜日

どうして目の下にクマができるの?

目の周囲は皮膚や筋肉が特に薄く、他の部位よりも刺激に弱いのです。また皮膚が薄いため、血流の変化が出やすい場所でもあります。夜更かしをしたりして寝不足が続くと目の下にクマができますが、その原因は目を頻繁に擦った際の刺激や、血流の悪化による水分・栄養・酸素不足等が原因です。目を擦らないようにアイマスクを着けて寝るか、睡眠習慣を改善し睡眠不足を防ぎましょう。また目の周囲や顔の筋肉をよく動かしたり、水分・栄養補給、保湿を小まめに行うようにしましょう。
2017年5月28日日曜日

爪は真っ直ぐに切ると良い?

手の爪では中央が長くて両端が短いのが普通ですが、足の指のように大きな体重のかかる爪では、そのような切り方をすると巻き爪になる事があります。よって足の爪は「できるだけ四角形になるよう」に切る事をオススメします。

尚、そのように四角形にする際には中央を優先して残すようにします。爪の両端から四角形を作ろうとしてしまうと中央が深爪のようになってしまうので、必ず中央の爪の長さを残すようにして切っていきます。ただしそのように切ると今度は両端が角張ったままになり、引っかかったり割れやすくなってしまうので、爪の両端が丸みを帯びないように注意して角を少し切りましょう。
2017年5月27日土曜日

人間は脳の10%しか使っていない?

「人間は脳の10%しか使っていない」という説は、元々はウィリアム・ヘルマンズという人(作家?写真家?)が、アインシュタインについて書いた本の中で使ったのが最初と言われています。ただし実際にアインシュタイン自身が発言したという証拠はなく、何故かこの言葉だけが独り歩きした事で広まってしまった迷信なのです。本当にアインシュタインがそのような言葉を発したのなら、アインシュタインがどのようなテーマについて話していて、何を表現しようとしてそのような言葉が出てきたのでしょうか・・・私は本を読んだ事がないので分かりませんが。

またこの説は、実際に脳に存在する「グリア細胞」が元になったという説もあります。脳内のグリア細胞は神経細胞よりも豊富に存在していますが、脳科学が発達する以前では「脳内の神経細胞をサポートするのみで、信号の伝達には使われていない」と考えられていました。この事から「脳の90%は使われていない」という説が生まれたそうです。ただしグリア細胞は神経の成長因子や神経同士の繋がり、脳環境の保持など重要な働きをしている事が明らかになっており、グリア細胞が損傷すれば神経細胞も致命的なダメージを受け、何らかの障害を引き起こしてしまいます。ちなみにアメリカのとあるテレビCM(1998年頃?)が元になったという説もあるようです。

これらが元になった「人間は脳の一部しか使っていない」という説は、現在でも信じている人がたくさんいます。何故かというと、近年でも、様々な映画やドラマ、映画、あるいはアニメや漫画などで、何の根拠もなく、繰り返し提唱されているからです。特に日本のテレビ番組なんかでは、例えば脳内における血流の変化を、サーモグラフィーのように見せる映像が流れますよね。あれで視聴者は「血流が多い部分がある=その一部だけが活動している」と勘違いしてしまうのです。しかし実際には血流が多くなっていなくても、グリア細胞や神経細胞は活動しており、決して「その部分だけが活動している」訳ではありません。そもそも脳には代替機能というものもあり、専門とする場所以外の場所でも機能を補う事ができます。その意味でもやはり「この機能はこの場所だけが働く」という事はなく、脳全体が使われているのです。

ちなみに空想の世界では、ガンダムで有名なニュータイプなんかもありますが、あれも同じで、そもそも人間は脳全体を使っているので、一時的にでも脳を100%フルに活動させた所で、何か特殊な能力が発揮できる訳ではありません。また別の見方をすると、それだけ脳をフルに働かせたら、栄養や睡眠が人の何倍も必要になるはずです。もし仮に100%近く働かせる事ができたとしても、それを維持する事の方が難しいのではないでしょうか。
2017年5月24日水曜日

ワクチンは100%予防できる訳ではない?

ワクチンには不活性にした病原体が含まれています。それを少量、体の中に入れ、あらかじめ免疫をつけておく事で、特定の病気を予防し、できるだけ重症化しないようにする事が目的です。しかし例えワクチンを摂取していても、免疫力が下がっていれば、その病気にかかる可能性は十分にあり、場合によっては重症化する可能性もゼロではありません。ワクチンは完全ではありません。手洗いうがいはもちろん、規則た正しい生活をし、免疫を高めておきましょう。
2017年5月21日日曜日

殆どの風邪に抗生物質は効かない?

抗生物質というのは細菌の増殖を防ぐ効果があります。しかし風邪の多くはウイルス性であるため、抗生物質は効きません。また抗生物質は胃や腸に存在する細菌も死滅させる事があり、人によっては下痢を引き起こす事があります。

尚、言うまでもない事ですが「風邪を移すと治る」事はありません。風邪に最も効果的なのは「免疫力が低下しないようにする事」です。特に体調が悪い時は食欲が低下し、食事量が減ってしまう事があります。食事量が減るとエネルギー不足によって免疫力が低下し、風邪が長引いてしまうでしょう。風邪になった時には意識的にビタミンCを補給したり、ゼリーのような消化の良いものや、スポーツドリンクなどを利用して水分補給を行う人は多いのですが、ビタミンや水分はエネルギーにならないのでそれだけでは免疫力を高める事はできません。蛋白質と脂肪を摂取しカロリーを確保した上でビタミン、ミネラル、水分を補給しましょう。それは日常的に行う事で予防にも繋がるはずです。

その他、風邪に対する対処法として行われる事が多いのが「敢えて風呂に入る」「布団を大量に被る」などです。確かに体温が上がれば代謝が上昇し、免疫力を高め、風邪の原因となるウイルスを排出させる事ができます。しかし大量に汗をかいた場合、体から水分やミネラルが失われると共に急激に体温が下がり、それによって逆に免疫力が低下してしまう事があります。よって無理に体温を上げようとする必要は全くありません。また40度を超えるような体温でなければ無理に下げない事も重要です。