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2017年3月7日火曜日

加工食品と牛乳は相性が悪い?

リンはカルシウムと共に骨に使われている必要量の多いミネラルで、骨の強度を高める役割を持っていますが、カルシウムと結合しやすい性質があります。その性質により、過剰に摂取すると、逆に骨からカルシウムを排出させてしまうと言われています。つまりリンを摂取するほどカルシウムの必要量は増えます。せっかく牛乳をたくさん飲んでも、小魚や小エビをたくさん食べても、必要量を賄えなくなる事があるのです。

リンは天然の食べ物にもごく普通に含まれているミネラルですが、特に加工食品に使われている「食品添加物」に多く含まれており、現代人は摂取する機会が多いのです。よって過剰摂取を防ぐためには冷凍食品やインスタント食品などの加工食品をできるだけ使わない「手料理」が必要になります。

一方、リン自体は人間にとって必要不可欠なミネラルであり、また天然の食べ物にも広く一般的に含まれているものです。無理をして「完全に制限しようとする」必要は全くありません。むしろ手料理に拘りすぎて、食習慣の幅が狭くなり、それが逆にストレスになる場合もあります。人間には体にとって不要なものを排出する能力があります。ちょっとやそっと体にとって不要なものを摂取しても特に問題にはなりません。お金が有限であると同時に、時間も有限であり、時には楽をする事も重要です。そのバランスを考えましょう。